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高畑佑太くんが不起訴になって釈放されました。

不起訴なのでもちろん“前科”も付きません。要するに『無かったこと』になったわけです。

まぁ厳密に言うと違うんですが・・・

 

一方で女子高生の制服を盗んだキングオブコメディの高橋容疑者にも判決が下りました、こちらは執行猶予4年の懲役2年6か月です。“執行猶予”がついてるのでこちらも猶予期間中になにもなければそのままなにも無かったことになります。

 

まぁどちらも確かに在った出来事ではあるんですけどね。

 

これはですね説明をすると、高畑氏の場合は弁護士からの発表によると

『相手方と示談が成立したし、なんなら向こうもちょっとは乗り気だったんだから不起訴でいいだろ』(注:筆者の個人的な意訳です)っていう主張が通ったってことです。これが通るのもすごいですけど、これを主張したのが“女性”弁護士ってのに個人的には二度びっくりです。良く受けましたねこんな案件。

で、高橋氏の場合は『再犯の恐れも高い確率で有るけど示談も一部の人とは成立してるしこんなところが落としどころとしては妥当だろう』(再注:あくまでも筆者による意訳です)ということです。

 

個人的にはものすごい司法判断だなぁと思います。特に高畑氏の方は。弁護士がめちゃくちゃ優秀なのか示談の条件が破格だったのか他の要素があったのかは知りませんが、まさか不起訴になるとは思いませんでした。裁判で争うものだとばかり思ってました僕は。

 

ご存知の方も多いと思いますが、通常日本では、逮捕からの流れとしては

逮捕→拘留、取り調べ→検察へ送検→起訴→裁判→刑の確定・執行

という流れが基本です。検察は警察の上級庁なので要するに今回のことは

『法律のプロ集団でもある国家の治安維持を目的とする警察・検察が見送った事件』ということになります。不起訴になってるのでこの件を後から蒸し返すこともできません。

 

なんにせよ検察が不起訴だと決定した以上この件はこれでフィニッシュです。

まぁ今後来月くらいにはみんな忘れてるとは思うけどなんかの時にはずーっとこの件がついて回るのでちょっとだけ本人は息苦しい人生を送ることになるんだろうなと思います。

 

今日はこちらからは以上です